2018年度エディテージ研究費 募集要項

若手研究者応援コミュニティ「エディテージ・エッジ」では、これからの日本の基礎研究の支え手となる若手研究者個人を対象にした研究助成を実施しています。

科研費をはじめとする競争的研究資金への応募件数が増加の一途を辿るなか、採択に至るまでには様々なハードルがあります。とりわけ論文出版経験が浅かったり、新しい研究テーマや研究手法にチャレンジしようとする若手研究者は、業績不足やテーマが原因で採択されづらく研究費の獲得に苦心しやすい状況があります。

このため、エディテージ・エッジでは、40歳以下の若手研究者の方、特にすぐには成果の出にくい基礎的な研究に取り組む方へ、総額300万円の研究助成金を提供します。オリジナリティの高い研究アイディアを温めている方、研究成果を国際的に広く発信されたい方、ご自分のテーマに強い思い入れと愛着をお持ちの方のご申請をお待ちしています。

2018年度エディテージ研究費

研究費の種類

2018年度エディテージ研究費は、「ひとりでも多くの方が研究を開始できる、研究を続けられる環境」を提供することを目的に、基礎研究グラント、大学院生スタートアップグラント、英文校正グラントの3種類のグラントを提供いたします。

基礎研究グラント

若手研究者の基礎研究を支援するため、過去2年間科研費に採択されていないか、それに準じる事情*1 をお持ちの方にご希望金額に応じた研究費を助成します。

募集期間 2018年7月1日~9月30日
助成総額 200万円
採択人数 申請者の希望金額により変動*2
使用用途 自由
審査方法 書類選考および面接

大学院生スタートアップグラント

科研費に応募できない大学院生の方、または博士号取得から2年以内で科研費をお持ちでない方に、研究を開始するためのスタートアップ資金を提供します。

募集期間 2018年7月1日~9月30日
助成金額 50万円
採択数  1名
使用用途 自由
審査方法 書類選考および面接

英文校正グラント

英語で研究論文を発表したい方のために、エディテージの英文校正サービスを5万円分無料で利用できるグラントです。


募集期間
 2018年7月1日~(毎月末日締切)

助成金額 5万円分のエディテージクーポン
採択数  毎月1名程度
使用用途 限定(英文校正のみ)
審査方法 書類選考のみ

*1, *2 詳しくは基礎研究グラント詳細ページをご確認ください。

応募資格

全グラント共通

  • 締め切り日現在満40歳以下であること
  • 助成を希望する研究の研究代表者が応募者であること
  • 日本国内の大学、高等専門学校、研究機関等に在籍、または日本国内に銀行口座をお持ちであること
  • 国籍は問わないが、日本語での応募書類作成、および面接審査が可能であること

研究分野

  • 基礎研究、全分野(短期的な商業化が見込める、応用研究は除きます)

研究期間、使用期限

  • 研究開始日:締め切り日現在既に開始済み、または2018年度中に開始予定の研究であること
  • 研究終了日:指定しない(2019年度以降も継続してお使いいただけます)

基礎研究グラント

  • 大学院修士課程(博士前期課程)を修了済みであること
  • 本人が研究代表者として申請した科研費に、2回以上連続で落選していること(大学院博士課程在籍中、または修了後2年以内の場合は、学振に1回以上落選していること)

大学院生スタートアップグラント

  • 大学院修士課程または博士課程に在学中、または博士号取得から2年以内であること。
  • 学生の場合は、他に研究助成を受けていないこと(学費、生活費等に充当する奨学金は研究助成に含めない)。
  • 博士号取得者の場合は、本人が研究代表者である科研費を持っていないこと。

英文校正グラント

  • 大学院修士課程(博士前期課程)を修了済みであること
  • 本人が研究代表者として申請した科研費に、2回以上連続で落選していること(大学院博士課程在籍中、または修了後2年以内の場合は、学振に1回以上落選していること)

申請カレンダー

FAQ

エディテージ研究費について

40歳以下の年齢制限は何故あるのですか、撤廃の予定はありませんか
申し訳ありませんが、撤廃あるいは対象拡大の予定は現状ありません。限られた予算の中で全ての方を支援することは難しく、「若手支援」をうたったコミュニティとして、研究経験の浅い方、業績が少ない方を主なターゲットとしております。何卒ご理解いただきますよう、お願いいたします。
分野不問とありますが、「科学」分野でなくても良いのですか
ご研究の分野は一切問いません。2016年、2017年の募集では医療系の申請者の方が比較的多かったため、採択数も多めになっていますが、選考時に分野で優劣をつけることはしていません。基礎研究、大学院生スタートアップの両グラントでは、採点の基準も公開しておりますのでご確認ください。
基礎研究と英文校正、基礎研究とスタートアップなど、複数のグラントに同時に申請できますか
応募条件を満たしているグラントであれば、同時に申請いただけます。それぞれのグラントに既に完了して報告したい研究Aを英文校正グラントに、これから進めたい研究Bを基礎研究グラントに…と別々のテーマでの申請も歓迎します。
1種類のグラントに対して、別のテーマで複数申請できますか
英文校正グラントのみ、複数テーマでの申請が可能です。基礎研究、大学院生スタートアップグラントに複数申請された場合は、『一番最後』に届いた申請書のみ受け付けます。
自分の申請内容の控えが欲しいのですが
申請フォームに記載いただいたメールアドレスに、フォームへの記載内容のコピーが自動で届くようになっていますが、自動送信メールのため迷惑メールフォルダに入ってしまうことがしばしばあるようです。メールが届かない場合は迷惑メールフォルダをご確認ください。迷惑メールフォルダにも見つからない場合、メールアドレスの登録ミスの可能性もありますので「お問い合わせ」のページから事務局までご相談ください。
申請したこと、採択されたことを公開されたくないのですが
採択者となられた場合を除き、申請の事実が公開されることは一切ありません。採択者となられた場合の情報公開の範囲は別途ご相談させていただきますが、お名前、ご所属、テーマの3点については公開に同意いただくことが申請時の必須条件となっていますのでご注意ください。※テーマが公開されるだけでもご本人、ご所属先の不利となる可能性がある場合には、「公開に同意する」にチェックを入れていただいた上で、自己PR欄などに事情をお書きください。
エディテージ研究費を受けたことを、業績(受賞歴など)として記載して良いですか
はい。是非記載してください。採択者の方、書類審査通過者の方には「若手研究者の素顔」に研究PRのスペースをご用意することもできます。ご自分のブログやResearch Mapなどからリンクいただいてご活用ください。

基礎研究グラントについて

「基礎研究」の範囲があいまいで、自分が申請できるか分かりません
エディテージ研究費における基礎研究の定義は、文部科学省の「特別な応用、用途を直接に考慮することなく、仮説や理論を形成するため、又は現象や観察可能な事実に関して新しい知識を得るために行われる理論的又は実験的研究(科学技術・学術政策局調査調整課、平成22年)」に準拠していますが、医学分野におけるクリニシャン・サイエンティストなど、基礎か応用かで判断に迷う場合は、直接的な製品や利益に基づくものを除いて「広めに判断」しています。申請いただいた内容によっては審査の対象とならない可能性もゼロではありませんが、研究の秘密は保持されますので、先ずは申請してみてください!
書類審査の結果はいつごろ、どのように発表されますか
書類審査の結果は全ての申請者の方に、メールで直接お伝えします。発表時期は2018年10月の下旬を予定していますが、審査員のスケジュールの都合などにより1週間程度前後する可能性がありますのであらかじめご了承ください。
Skype面接はどのように行われますか?
面接日の1週間程度前までに、Editage Edgeのアカウントをお知らせしますので連絡先に追加してください。面接はビデオ通話を使って行いますので、カメラをONにした状態で1時間程度お話しできる、静かな場所でお受けください。対面でご挨拶をさせていただいた後、スクリーンシェアを使ってご研究についてプレゼンをしていただき、その後対面に戻して幾つか質問をさせていただく流れを予定しています。
助成金額はどのように決まるのですか
最終面接に残った10名の方々の、希望最高金額と最低金額により変動します。
例えば10名の方のうち、1名の方が最高200万円を希望され、面接審査の成績も非常に良好だった場合はその方のみを採択者として200万円を全額助成、他の方は全員不採択となる可能性もあります。面接の成績上位5名の方が全員60万円を希望されていた場合、60×5=300万円で助成総額の300万円を超えるため、5名の方の中で更に順位をつけ、1位の方には満額の60万円、2位・3位の方は50万円…のように順位によって金額を調整し、総額が200万円を超えないようにします。面接に残った方が全員20万円を希望されていた場合には、面接でお話を伺って特に問題なければ全員20万円ずつで採択になる可能性もあり得ます。
「希望最低金額」とは何ですか? 何故書く必要があるのですか
「基礎研究グラント」は用途自由のグラントのため、大型の機材を1点購入したい、1点1点はそれほど高価ではないが数が必要なものを購入したいなど、研究分野やテーマによってさまざまな支出の仕方があり得ます。「80万円の機材を購入できなければ研究を始められないので、80万円満額の助成でなければ必要ない」場合は「部分助成を希望しない」にチェックいただき、最高金額と最低金額をどちらも80万円としてください。「50万円あれば必要なものが全部買えるが、ある程度規模を縮小しても研究自体はできるので一部でもいいから助成して欲しい」場合は、「これ以上少なくなったら何もできない」という最低ラインを最低金額にお書きください。面接の結果により、最高金額と最低金額の間で助成額を決定します。
面接審査の結果と助成金額はいつごろ、どのように発表されますか
面接審査の結果(最終採択者)の発表は、2018年12月の上旬を予定しています。面接審査をお受けいただいた全ての方に、メールでご連絡します。見事採択者となられた方には、助成金額も同時にお知らせします。
研究費はいつごろ、どのように振り込まれますか
研究費の振り込み方法は、採択者の方の個人口座への直接振り込みと、所属先の事務室などを通した振り込みの2種類からお選びいただけます。振り込みのタイミングは、個人口座の場合には口座番号をご連絡いただいてから1~3週間程度、所属先経由の場合には所属先から「寄附申込書」「振込依頼書」などをお送りいただいた後になります。
所属先経由の場合には間接経費などが差し引かれる可能性があり、個人口座への振り込みの場合は収入として確定申告等が必要となる場合があります。エディテージ・エッジでの源泉徴収は行っておりませんので、あらかじめご了承のうえ選択をお願いいたします。

大学院生スタートアップグラントについて

博士号取得から2年が期限となっているのは何故ですか
博士号取得から2年を経過して科研費をお持ちでない場合、基礎研究グラントの申請資格の1つ「2年以上連続で科研費に落選」に当てはまる可能性が高くなるためです。
書類審査の結果はいつごろ、どのように発表されますか
書類審査の結果は全ての申請者の方に、メールで直接お伝えします。発表時期は2018年10月の下旬を予定していますが、審査員のスケジュールの都合などにより1週間程度前後する可能性がありますのであらかじめご了承ください。
面接審査の結果と助成金額はいつごろ、どのように発表されますか
面接審査の結果(最終採択者)の発表は、2018年12月の上旬を予定しています。面接審査をお受けいただいた全ての方に、メールでご連絡します。
研究費はいつごろ、どのように振り込まれますか
研究費の振り込み方法は、採択者の方の個人口座への直接振り込みと、所属先の事務室などを通した振り込みの2種類からお選びいただけます。振り込みのタイミングは、個人口座の場合には口座番号をご連絡いただいてから1~3週間程度、所属先経由の場合には所属先から「寄附申込書」「振込依頼書」などをお送りいただいた後になります。学生を対象とした寄附金の処理が可能かどうかはエディテージ・エッジでは把握していないため、所属先の事務室や指導の先生に直接相談してください。

英文校正グラントについて

論文が完成していないのですが、申請できますか
投稿予定の査読付きジャーナルが決まっていれば、論文が未完成でも申請いただけます。
採択された場合、クーポンはどのように提供されるのですか
エディテージの英文校正や翻訳などのサービスを既に利用されたことがある場合、お持ちのアカウントにクーポンが付与されます。これまでにエディテージをご利用されたことがない場合は、新規アカウントの作成に5日程度お待ちいただき、アカウント開通後にクーポンが付与されます。付与されたクーポンはご精算時に「クーポン」を選択いただくことで利用できます。
クーポンにおつりは出ますか
はい。支給金額を使い切るまで、1円単位でお使いいただけます。
クーポンを利用して論文を投稿、掲載されました。報告の義務はありますか
報告の義務はありませんが、ご希望により採択者発表ページから論文電子版へのリンクや、エディテージ・エッジSNSでのご紹介をいたします。論文の周知手段としてご活用ください。

(旧)海外出張グラントについて

今後海外出張への助成の予定はないのですか
海外出張に特化したグラントの提供は終了となりましたが、「基礎研究グラント」「大学院生スタートアップグラント」はいずれも使途自由のため、海外出張のための旅費や国際会議の参加費にもお使いいただけます。「基礎研究グラント」や「大学院生スタートアップグラント」にご申請頂き、研究費の利用目的欄に「海外渡航」「学会参加費」などのようにご記入ください。

2016-2017年度 採択者の声

2016年度は10名、2017年度は29名の研究者の方に、研究費または英文校正クーポンをお贈りいたしました。

2016年度、2017年度基礎研究グラント 採択者の方へのインタビューは ≫こちら

申請特典

  • 基礎研究グラント 最終候補者10名限定:クラウドファンディングサイト「academist」挑戦&達成支援

2018年度エディテージ研究費は、学術系クラウドファンディングサイト「academist(アカデミスト)」とコラボレーション! エディテージ研究費「基礎研究グラント」の書類選考を通過され、「academist」でのクラウドファンディングにも挑戦して成功された方(最大2名)に、獲得された支援総額の1割(最大25万円まで)を達成お祝い金として追加贈呈いたします!

  • 基礎研究グラント、大学院生スタートアップグラント 最終候補者15名限定:「若手研究者の素顔」掲載
採択者の方全員と、書類選考を通過された方の中からご希望の方のご研究を、エディテージ・エッジWebサイト「若手研究者の素顔」ページで紹介いたします。
  • 全申請者の方共通特典:「エディテージ・エッジ」グラントメンバー登録
採択の可否にかかわらず、申請いただいた全ての方をエディテージ・エッジの「グラントメンバー」として登録させていただきます。グラントメンバーの方には今後の研究活動に役立つ様々な特典が自動的に付与されますのでご利用ください。

※特典の例:グラント、セミナー他エディテージ・エッジの研究支援に関する優先的なご案内、エディテージの発行する書籍の10%off等

チラシダウンロード

2018年度エディテージ研究費 チラシは ≫こちら からダウンロードいただけます。