2017年6月より募集を開始した2017年エディテージ研究費、英文校正グラントの6月募集分の採択者が決定いたしました。おめでとうございます。

基礎研究グラント、海外出張グラント、英文校正グラントの3つの研究費枠で年間を通じ募集を行っています。前回・前々回と科研費を逃してしまい挑戦したいという若手研究者の方、申請をお待ちしています。 >>申請はこちらから

エディテージ研究費 英文校正グラント採択者

2017年6月

日室 千尋(ひむろ・ちひろ)さん
沖縄県庁農林水産部病害虫防除技術センター、
琉球産経(株)所属 研究員
分野
昆虫生態学・応用昆虫学
研究テーマ
生物の繁殖をめぐる雌雄の対立
採択者メッセージ
性的対立という言葉をご存知ですか? 数十年前まで、生物は種の存続・繁栄のために雌雄は仲良く友好的な関係であると考えられてきました。しかし、近年の遺伝子レベル、個体レベルでの研究により、繁殖をめぐる雌雄の利害対立が明らかとなりました。実際に、ショウジョウバエやある種のカメムシなどはオスの精液の中に、メスの寿命を短くする物質が含まれていることが発見されました。また、あるゾウムシのオスの交尾器先端には極めて鋭いトゲがあり、メスの交尾器内部を傷つけてしまうことが発見されました。現在沖縄県では、サツマイモなどの害虫であるイモゾウムシ、アリモドキゾウムシの根絶事業が進められています。私は、これらの害虫の繁殖生態、性的対立の様相を明らかにすることで、より効率の良い害虫駆除方法の開発に励んでいます。

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