2018年度エディテージ研究費、英文校正グラントの1月募集分の採択者が決定いたしました。おめでとうございます。

エディテージ研究費英文校正グラントは、年間を通じて募集を行っています。前回・前々回と科研費を逃してしまい挑戦したいという若手研究者の方、申請をお待ちしています。 >>申請はこちらから

エディテージ研究費 英文校正グラント採択者

2019年1月

阿部 博和さん
岩手医科大学 教養教育センター
生物学科 助教

分野
海洋生態学・系統分類学
研究テーマ
遺伝子解析であばき出す海産多毛類「イワムシ」に潜む隠蔽種の存在

採択者メッセージ
「イワムシ」は,日本各地の干潟や岩礁域に生息している多毛類(ゴカイ類)で,釣りのエサとしてもよく利用されています。私は,日本各地で採集した「イワムシ」の遺伝子解析を行い,「イワムシ」に含まれる5種の隠蔽種の存在を明らかにしました。中には,釣りエサの輸入やカキ種苗の輸出とともに国内に移入,または国外に移出した可能性が懸念され,外来種問題の観点から注目すべき種も含まれていました。今後は,隠蔽種5種の分類学的検討や外来種疑惑の真相究明に取り組んでいく必要があると感じています。この度は,地道で基礎的な分類学的研究の重要性を評価していただき,大変嬉しく思います。これからも,まるで謎解きパズルのような多毛類分類のピースをひとつずつ繋げていきたいと思います。


高橋 利幸さん
都城工業高等専門学校 物質工学科 准教授

分野
細胞生物学、環境農学、生化学、生物物理学
研究テーマ
紫外線吸収剤などの化学成分が動物細胞と藻類共生系に及ぼす影響の細胞・分子メカニズムに関する研究

採択者メッセージ
この度は、沢山の応募の中から、我々の申請を英文校正グラントに採択して頂き誠にありがとうございます。
私たちは、特定の生物が他の生物と共存・共生する生存戦略を研究テーマの中心にとらえ、その基礎研究及びそれらのメカニズムを人工的に活用した応用システムの開発を目指しております。本テーマは学術的には生物進化と関りがあり、また、応用的には環境問題の指標ともなっています。特に今回の申請は、環境問題と関わる技術の開発についての内容です。
所属機関からの基盤研究経費が削減されるなかで、このような機会は大変ありがたいです。これを弾みに、今後とも研究の進展及び研究成果の公表に励んでいく所存です。