2018年度 エディテージ研究費 採択者

2018年度のエディテージ研究費では、研究経験がより浅い「大学院生スタートアップグラント」を新設し、科研費への応募資格を未だお持ちでない方でも、本グラントで研究を開始できるようになりました。

また、基礎研究グラントの申請資格や支給金額も拡大し、「より多くの方に、より研究の実情に合った研究資金」を提供することを目標とした募集・審査を行っています(11/29現在、最終選考継続中)。

≫2018年 エディテージ研究費 募集要項はこちら
※英文校正グラントのみ、引き続きご応募いただけます。

基礎研究グラント(年1回)

最終選考中 12月中旬ごろに公開の予定です。

大学院生スタートアップグラント(年1回、1名)

≫2018年度 大学院生スタートアップグラント採択者発表 

英文校正グラント(月1回、原則各1名)

以下の研究者の方に、エディテージの論文校正サービス 5万円分が贈呈されました。

2018年10月

鈴木 啓太さん
茨城県立医療大学 保健医療学部
人間科学センター 嘱託助手

分野
スポーツ医学
研究テーマ
大学ラグビー選手の脳振盪発生に関わる危険因子の特定

採択者メッセージ
この度は英文校正グラントに採択いただき感謝申し上げます。
研究テーマは、「ラグビーにおける脳振盪の予防」です。近年、スポーツにおける脳振盪に注目が集まっています。特に、脳振盪を繰り返すことによって、若年性アルツハイマー病などが発症する可能性が高まることも報告されています。しかし、脳振盪の発生予防に対する取り組みは一定の効果が立証されておらず、未だ継続的な課題です。そのため、私は脳振盪発生の予防策を確立することを長期的な目標として、現在研究に取り組んでおります。
スポーツ医学に関わる人間として、研究と現場を繋ぎ、多くの人が安全に楽しくスポーツができるように貢献していきたいと考えております。


2018年9月

伊藤 健彦さん
玉川大学 ELFセンター
兼任講師

分野
社会心理学
研究テーマ
日本人の英語コミュニケーション態度の社会生態学的考察

採択者メッセージ
この度は英文校正グラントに採択いただき、誠にありがとうございます。貴社のサービスを受けた英語論文はすでに2本採択され、さらにプリンストン大学大学院に交換留学するための英文書類の校正の際もお世話になりました。
現在、日本人の英語コミュニケーション態度について社会生態学の観点から検討しています。先行研究では、態度を規定するものとして自信や価値といった個人内要因が検討されてきましたが、これらの要因がどこから生まれるのかが明らかではありませんでした。本研究では、対人関係や集団の選択の自由度を表す関係流動性の観点を取り入れ、個人を超えた社会の影響を明らかにしていきます。今回のグラントを使って、インパクトのある成果を世に送り出せたら嬉しく思います。


田宗 秀隆さん
東京大学大学院 医学系研究科
神経細胞生物学分野 博士課程

分野
精神医学
研究テーマ
セフェピム脳症における特徴的脳波の in silico simulation

採択者メッセージ
英文校正グラントに採択いただき誠にありがとうございます。
今回、精神科医として経験した抗菌薬関連脳症(セフェピム脳症)の脳波に関して、コンピュータ・シミュレーションを行いました。数式の記載など、素人では正誤の判断すらできない点もみていただけるため助かりました。
現在は基礎系の大学院生として、ウェットな実験に携わっております。22q11.2欠失症候群やてんかんなど、器質的疾患を合併する精神症状に興味を持っており、いずれは基礎と臨床をつなぐ研究をしたいと考えております。
今までのキャリアと異なる分野に進むとグラントに不自由するため、使途制限が緩いものはありがたいです。研究発表の同意をくださる患者さん・ご家族のためにも、今後の診療の一助となる研究を心がけていきたいです。


2018年8月

篠原 智行さん
高崎健康福祉大学 保健医療学部
理学療法学科 講師

分野
基礎理学療法・介護予防
研究テーマ
入院患者における、入院時状態と日常生活動作能力の低下内容との関連性の検証

採択者メッセージ
この度は英文校正グラントに採択を頂き、誠にありがとうございました。
理学療法士として病院勤務を続け、数年前に大学教員に転向しました。研究、論文執筆が思い通りにいかないながらも研究を続けています。そんな中、エディテージ様の英文校正では毎回丁寧に対応して頂き、助けられています。勇気づけられるコメントを頂くこともあります(笑)
現在は、高齢者の生活機能やバランス機能の低下を予防するための取り組みを進めています。本研究は、入院で生じる生活機能低下のリスクの捉え方に着目したものです。多くの方がその人らしく生活するための知見を、微力でも提供できればという思いで、研究を続けていきたいと思います。


柿沼 陽平さん
帝京大学 文学部史学科
准教授

分野
中国史
研究テーマ
中国古代・中世貨幣経済史研究


2018年7月

佐藤 遊洋さん
旭川医科大学 社会医学講座
公衆衛生学・疫学分野 助教

分野
疫学・公衆衛生学
研究テーマ
仕事のストレスによって、歯を失うリスクは高まるのか?職業性ストレスと歯の喪失の関連を明らかにした研究

採択者メッセージ
この度はエディテージ英文校正グラントに採択頂きましたこと、感謝申し上げます。私は今年4月より、旭川医科大学の社会医学講座に助教として赴任させて頂きました。私は働く方々の歯の健康に影響を与える要因を調査しております。今回の研究では「仕事のストレス」に注目をし、仕事のストレスと歯の喪失の関連を明らかにする論文を作成していました。しかし、私は去年まで大学院生であり、使用できる研究費がない状態で困っていましたので、英文校正グラントに採択頂けたことは大変助かりました。今後もより一層、働く方々の歯の健康の増進に寄与できるように精進して参ります。


椎名 由美さん
聖路加国際病院 心血管センター 循環器内科
医幹・臨床准教授

分野
循環器内科・成人先天性心疾患
研究テーマ
心臓MRI T1mapping法を用いた成人先天性心疾患における心筋障害評価と心血管イベントとの関係

採択者メッセージ
私の研究領域は、循環器疾患の中でも比較的新しい分野である成人先天性心疾患でして、画像診断を中心に研究しております。生まれつき心臓病を持った子供たちの約90%が、手術や薬剤の進歩により、成人期に到達できる時代となり、大変喜ばしいことであるのと同時に、術後遠隔期にさまざまな問題が生じており、今後も更なる研究が必要な分野です。
産休・育休中も論文の校正をエディテージにお願いし、丁寧にくりかえしアドバイス頂きました。育休明けの研究に対し、さらに研究費を助成して頂き大変励みになります。大変ありがとうございました。