2017年エディテージ研究費、英文校正グラントの12月募集分の採択者が決定いたしました。おめでとうございます。

基礎研究グラント、海外出張グラント、英文校正グラントの3つの研究費枠で年間を通じ募集を行っています。前回・前々回と科研費を逃してしまい挑戦したいという若手研究者の方、申請をお待ちしています。 >>申請はこちらから

エディテージ研究費 英文校正グラント採択者

2018年1月

松田 孟士さん
浜松医科大学 光尖端医学教育研究センター
フォトニクス医学研究部 光イメージング研究室 特任研究員

分野
神経科学
研究テーマ
新規誘導体化試薬を用いた脳組織内神経伝達物質可視化手法の確立

採択者メッセージ
神経伝達物質はヒトの脳機能において極めて重要な役割を果たしており、それらの障害が重篤な神経疾患の発症・進行に寄与すると考えられています。しかし、それら神経伝達物質は脳内において微量であり、これまで生体組織内において分布と存在量を同時にイメージングすることは技術的に非常に困難でした。近年、質量分析とイメージング技術を組み合わせた質量分析イメージング技術が急速に発展しており、脳組織における神経伝達物質の可視化が可能になりつつあります。本研究で、私はそれらの質量分析イメージングに新規誘導体化試薬を適用し、より簡便な脳内神経伝達物質の可視化手法の確立に取り組んでいます。それらの実験技術を駆使して、神経疾患の発症機序の解明に貢献することが目標です。


松本 一記さん
大阪大学大学院
連合小児発達学研究科(千葉校) 特任研究員

分野
不安症、強迫症、認知行動療法、遠隔医療

ICTを利活用し様々なメディアで精神科医療を世界中に提供する
研究テーマ
強迫症および不安症への遠隔認知行動療法の実用可能性の検討

採択者メッセージ
採択していただき本当に嬉しいです。
私の研究は、精神疾患の患者さんを非薬物療法で治療する研究をしています。また近年では、医師偏在、医療資源の都市集中、などから地方と都市の医療格差が生まれています。これを改善すべく博士論文の研究課題では、「テレビ電話を使った強迫症・不安症への遠隔認知行動療法」の臨床試験を実施しています。
今回いただいたグラントは、この博士論文で大切に使わせていただく所存です。
若手研究者にとって、御社が提供されるグラントは大変貴重です。
今後も、医学の発展と人類の健康に尽くすべく、研究に励んで行きます。


時野谷 勝幸さん
筑波大学大学院 人間総合科学研究科
スポーツ医学専攻 博士後期課程

分野
神経科学
研究テーマ
運動生理・生化学

採択者メッセージ
この度は英文校正グラントに採択頂き、感謝申し上げます。
研究テーマは、簡単にまとめると「運動がレナラーゼに及ぼす影響」です。レナラーゼとは血圧制御や細胞保護作用、近年ではガン治療に対する効果も報告されている分子(酵素)です。生活習慣病にも関わる分子ですので、運動でのメカニズムや生理的意義を明らかにし、治療としてのマーカーや創薬として未来に繋げていけると良いなと考えています。
スポーツ医学に関わる人間として、自身の健康に気を配り、運動を継続しながら研究しています。今回のグラント採択も1つの勢いにして、博士号取得を目指して今後とも頑張ります。